2012年1月31日火曜日

台湾の書店:雑誌専門の書店

台湾の書店でもう1店驚いたのがこのお店。
雑誌の専門店「流行最前線」

何がすごいって入り口は全部日本の女性誌(付録付)が
置かれていて、現地の方がたくさん読んでいます。
10分くらい何気なく見てましたが、
多くの方が複数買いしてましたねー。


上にぶらさがっているのが、付録です。台北駅の中にあるだけあって、
常に混雑しているようです。中に入ると、ジャニーズなどの男性誌も
ありましたが、主流は女性のファッション誌のようですね。
中国語訳のものもあれば、日本の雑誌も多数ありました。


こちらは台北の別の書店ですが、やはり付録付雑誌は台湾の書店でも
棚ができるくらい、盛り上がっているようです。


ちなみに日本の雑誌の価格ですが、日本で売っている雑誌よりやや高めの値段設定です。
当然といえば当然ですね。反面台湾の本は物価相応で比較的安めでした。

誠品書店もそうですが、書いていてもう1度近々行きたくなりました。


2012年1月30日月曜日

恵文社とガケ書房は参考にならない!?


いつもは大阪のスタンダードブックストアに行きますが
今回は京都まで初詣にいったので、
恵文社とガケ書房へ。

恵文社は4年ぶり、ガケ書房は初めてです。



恵文社はセレクト書店として、全国に名を轟かせて
いますし、世界の素晴らしい書店ベスト10にも、
選ばれているお店ですね。

恵文社の特徴として、圧倒的に新刊の比率が
少ないことが挙げられるのではないでしょうか。

所謂、ベストセラー本が並んでいることはほとんどないですし、
入り口のコーナー展開は
建築関係の本が並んでいて、新刊があってもミシマ社の本や
佐藤雅彦さんの考えの整頓 など特異なターゲットを意識した品揃え、
棚の展開でした。


僕はこのお店のお客さんは大きく2つの層がいると思っていて、
一つは周辺にある京都造形芸術大学京都精華大学京都工芸繊維大学
など普通の大学とは一味違う学生さん。
もう一つは恵文社、という名前を知って京都府だけでなく
全国から集まる観光客。
客単価も周辺の学生さんと観光客では異なりそうで
私は全部で5,000円くらい、一緒に行った大阪在住の義理の妹は
4,000円くらい買ってました。


妹が珍しく1度に何冊も買っていたので、聞いてみると
やっぱりここまで来るのに遠いし、普段だったら買わないけど、
ついつい買ってしまったと。遠方から来る人は同じような感覚ではないでしょうか。

ちなみに僕が買った内の1冊はこの本
本や編集に関する棚が少しだけあり、面陳されていました。
こういう本は大型書店やアマゾンではなかなか出会えないので
感謝の意味を込めて、購入しました。


2時間ほどぷらぷらした後ガケ書房にも行きましたがこちらは
もっとエッジが効いてますね。気概ある品揃えで逆に
ここまで偏っても店舗として成立するのは驚きです。






なので、恵文社もガケ書房も、セレクト書店としては確かに成功していて
確固たるポジションを築いていますが、
普通のお店が間違えても、恵文社の品揃えの真似をしても成功しない、という
この記事は本質を突いていて好きでな記事です。


もちろん、立地に頼ることなく品揃えや棚を変化にあわせて対応していることも
要因の一つではありますが、また京都に行ったら足を運びたい、運ぶ価値のある
書店だと思います。





2012年1月27日金曜日

鳩サブレ缶を買ってみた。

鳩サブレ、大好きなんですが
先日お世話になった方々にお菓子を
配る機会があり、鳩サブレを鎌倉の
本店で購入しました。

一番たくさん入っている箱(48枚入り)を購入しましたが、
アルミ缶でかなりの大きさになります。




値段はそれなりにしますが、箱も自宅で活用できますし、
中にはかわいいコースターも入っているのでお買い得感はありますね。


持って帰るのはなかなか大変ですが、中身も箱も気に入っています。
1つで十分ではありますが(笑)

2012年1月26日木曜日

TSUTAYA365 シネマ名言集


ファミリーマットに行ったら、
「TSUTAYA 365 シネマ名言集」という
冊子が置かれていて、面白そうなので
もらってきました。


中身を開くと、これが無料でもらえていいの?という365本の映画の名言集です。
映画の名言集っていいですね、ほんの一瞬しか切り取ってないから、
一言を読むだけでもネタばれにはなれないし、
見たことない映画で、気になる言葉があれば借りようという気にもなるし。

紹介のされ方は
左側に1本の映画と名言が紹介されています。



例えば、僕はフィールド・オブ・ドリームスは好きな映画なんですが
これに共感した人でオススメの映画が右側に書かれています。
たしかに、ヒア・アフターは去年見た中でもかなり好きな部類だなあ。

コンタクトも良い映画だし、「ラブリーボーン」は見たことないから
見てみよう。こんな感じの活用方法でしょうか。

でもこれTSUTAYAのお店では配布したり、告知してるのかな。
コンテンツはとても良いので、ネットでも特集すればよいのに、と思ったり。。

無料版だからこそ、配布先には特に気を使って欲しいなあと思います。
これで効果ない、とかだとコンテンツの問題以前なので非常にもったいない。

ということで、気になる方は最寄のファミリーマートに行けばもらえるかも!?

台湾の誠品書店は代官山の蔦谷書店があっても行く価値があるか?


1月20日~22日まで台湾に行ってきました。
目的は食、マッサージ等満喫することもありますが、
誠品書店を一度自分の目で見ておきたかったというのが
あります。


誠品書店は台湾に20店舗以上あるシンガポールの会社が資本の書店です。
書店、とありますが書店だけでなく、ファッション、雑貨など
のフロアもありデパートといったほうが正しく、
デパートの中心となっているのはどこかのブランドでもファッションでもなく、「本」です。

初日は敦南店から先に。
ここは売場面積は信義店に劣ると思いますが
まず台湾の書店の国民の利用方法について、
みんな通路でもどこでも、座り込んで本を読んだり、
カップルで何時間もそこで話したりと、
台湾での書店の利用のされ方に驚きました。




売場も平坦に、規則正しく棚が並んでいるのではなく、
至るところにちょっとした段差があり、
あ、違うジャンルの棚にきた、というのが意識してわかります。
壁面の棚も全部棚が連続しているのではなく、
抑揚があり見ていて疲れる所か楽しくなりますね。
敦南店で一気に誠品書店のファンになりました。

日本の本も取り扱いが多く、特に雑誌(女性誌)は
ここは日本か?と見間違うくらいの取扱量です。
台湾でも、付録付雑誌は全盛ですね~

ビジネス本はユニクロ本や写真には写ってませんが、
意外?にも大前研一さんの本が多いです。








すっかり誠品書店に魅了された1日でしたが、
翌日は、2006年に出来た旗艦店の信義店へ。
信義店は知識と品位を兼ね備える大規模なフラッグシップ店で
本や文房具だけではなく、食品街、ショッピングモール、カルチャーセンターなどを併設しています。






3Fの入り口を入るとすぐに雑誌コーナーになっていて、
円状にひろがっているので導線もゆったりまわる設計になっていてお見事。
雑誌コーナーの裏には旅行本を取り揃えていたり、3Fは新刊中心で
それぞれの平台にジャンルわけされていて、大量の本が積まれています。
本の並べ方もボリュームがあり、凹凸感があり色んな商品が目に入ってきます。











4Fはとにかく広い!!
縦にも横にも永遠に棚があるような錯覚に陥り、ジャンルが変わると
床の色、棚が変わりまた新しい書店に入ったような感覚になります。


椅子がたくさん置かれているのは哲学書コーナー。
料理本コーナーでは料理イベントが開催されることもあるようです。






日本の書籍専門のコーナーもありますが、これが普通の本屋
1店舗分くらいありそうなほど、大きい。
圧巻だったのは、ここでの施策展開でなんと、PFF(ぴあフィルムフィルティバル)
の特集がこんなにも!!






日本でここまで特集組んでいる書店も探すのが難しいですよね。
下は日本書コーナー。ややジャンルは偏っているけど、広さは
日本の街の本屋よりより大きいです。70~80坪はありそう。





2012年1月25日水曜日

何度でも何度でも。

ブログを毎年毎年、始めようと決意しても
3日坊主で終わってしまうここ数年間。

でも継続は力なり、は痛感するので
日々とりとめのない話題から、
書いていければと思いますので
宜しくお願いします。